Field-Programmable Gate Array)はユーザが回路を自由に書き換えることができるLSIです。1980年代に登場したFPGAは、論理回路設計の重要なデバイスとして進化してきましたが、2015年、CPUの巨人インテルがFPGAメーカーである米アルテラ社を買収し、通信用半導体トップのQualcom社、ITの世界では、誰でも知っているIBM社が米Xilinx社と戦略的提携関係を結んだと伝えられた事から一気に注目を浴びるようになりました。
CPUの性能が頭打ちになるなかFPGAによるハードウエア演算能力が注目され、以前なら考えられなかった車載用への採用も進んでいます。加えて、IoTや次世代移動通信などでの活用が期待されています。